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回収装置の規格・基準



冷媒回収推進・技術センターでは、冷媒回収装置自己認証支援活動及び冷媒回収装置自己認証情報展開支援を行っています。 一般社団法人日本冷凍空調工業会のホームページに回収装置に関するページがございますので、 【こちら】もご覧ください。
フロンの回収作業は、本来高圧ガス保安法の適用を受けますが、高圧ガス保安法施行令関係告示(平成9年3月24日経済産業省告示第139号)により、 法の適用除外となる条件が定められ、回収装置は告示の用件への適合性の検査(製造業者又は販売業者による自己認証の実施)が義務付けられています。

冷媒回収装置のJIS規格及び参考情報

平成20年3月20日に「フルオロカーボン冷媒回収装置-ガス圧縮方式」(規格番号:JIS B 8629:2008)が制定されました。
適用範囲は、
a)ガス圧縮方式であり圧縮機入口における冷媒がガス状態の回収装置 
b)温度35℃において圧力が0.2MPa(ゲージ圧)以上5.0MPa以下のフルオロカーボン(可燃性のものを除く)を扱う回収装置 
c)圧縮機の定格が1500W以下の回収装置 となっています。 (日本産業標準調査会ホームページ:JIS検索で閲覧することができます)

その後、平成28年11月1日の高圧ガス保安法の告示改正に伴ない、JIS規格を加味して、一般社団法人日本冷凍空調工業会より、平成29年3月21日に 「フルオロカーボン冷媒回収装置―ガス圧縮方式」(規格番号:
JRA 4075:2017)が制定されています。
 この規格では、特定不活性ガスを回収対象とする要件を満たすため、設計仕様書の様式を整え、法令で要求している警戒票、ユーザーへの注意書きなどの 模範となる表記事例を明示している。また、法令での要求が確認できるように、”高圧ガス保安法の告示改正内容”とその”第2条の運用及び解釈について”を対比し、 具体的な安全基準と要求仕様を”仕様確認事項”としてチェックリスト形式の表を記載している。